閉じる

ホーム > テーマ別情報 > 安全農産物生産 > 農作物有害動植物発生予察情報 > 2022年度の農作物有害動植物発生予察情報 > 令和4年度病害虫発生速報第5号(畑作物・園芸作物共通 ハスモンヨトウ)

掲載日: 2022年7月12日

ここから本文です。

令和4年度病害虫発生速報第5号(畑作物・園芸作物共通 ハスモンヨトウ)

対象作物:畑作物・園芸作物共通

ハスモンヨトウの被害に注意!

発生概況

  1. 地区予察圃場(鶴岡市)におけるフェロモントラップによる誘殺数は、平年に比べやや多く、特に6月6半旬から急増している。
  2. 向こう1か月の気温は高いと予報されており、本種の活動に好適な条件となるため、幼虫の食害による被害の発生が懸念される。

防除対策

  1. 本種は広食性で、畑作物、果樹、野菜、花き等、多くの作物を加害するため、圃場をよく見回り、早期発見に努める。
  2. 本種の卵は卵塊で産み付けられ、ふ化した幼虫は2~3齢期まで集団で過ごし、葉の表皮を残して白色のカスリ状に食害する。卵塊やふ化直後の幼虫の集団が見られる葉は取り除き、適切に処分する。
  3. 薬剤防除を行う場合は、幼虫の齢期が進むにつれ防除効果が低下するため、若齢幼虫期に、薬液が葉裏までかかるようていねいに散布する。
  4. 台風や低気圧の通過に伴い多飛来することがあるので、今後の発生動向に十分注意する。

↓pdfはこちらをクリック↓

発生速報第5号(畑作物・園芸作物共通 ハスモンヨトウ)(PDF:610KB)

お問い合わせ

病害虫防除所  

バナー広告