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掲載日: 2022年9月13日

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令和4年度病害虫発生速報第8号(もも せん孔細菌病)

対象作物:もも

せん孔細菌病の発病葉率が高まっています。

収穫後すぐに防除を徹底してください!

発生概況

  1. 県予察圃場(寒河江市)の「あかつき」における9月1半旬の発病葉率は32.0%(7か年平均:17.8%)とやや高く、8月5半旬の調査時から急増している。
  2. 9月前半の巡回調査の結果、平均発病葉率は16.7%(平年:18.4%)と平年並であるが、発病程度の高い園が散見される。
  3. 向こう1か月の気候は、気温が高く、降水量は少ないと予報されているが、今後、台風や秋雨前線の通過による風雨が予想されることから、感染の機会が増加すると推察される。

防除対策

  1. 落葉痕や風雨による傷から感染するため、収穫後は速やかに無機銅剤を2週間おきに2~3回散布する。また、薬剤散布に当たっては、枝先まで薬液が十分にかかるようにていねいに実施する。
  2. 特に、台風の通過等により早期に落葉すると、落葉部位からの感染が多くなるため、台風の通過や降雨前に薬剤防除を徹底する。

↓pdfはこちらをクリック↓

発生速報第8号(もも せん孔細菌病)(PDF:129KB)

お問い合わせ

病害虫防除所  

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