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農業一口メモ

2026年5月28日 東北農林専門職大学オープンキャンパスのお知らせ

 東北農林専門職大学は、農業・森林業のリーダーとなる人材を育成する山形県立の専門職大学です。学部は農林業経営学部があり、その中に農業経営学科と森林業経営学科の二つの学科があります。
 令和8年度、東北農林専門職大学では、オープンキャンパスを3回開催します。日程は、7月12日(日)、7月26日(日)、8月22日(土)です。オープンキャンパスでは、大学の教育内容の説明や校舎・施設など学修環境の紹介、個別相談、実習体験等を行います。実習体験は、稲作、野菜・花き、果樹、畜産、森林の五つのコースを用意しています。昨年行ったオープンキャンパスでは、県外からも多数の高校生に参加いただき、大変好評でした。また、ランチは学生食堂を利用いただけます。参加ご希望の方は、東北農林専門職大学のホームページからお申込みください。高校生や保護者の皆様、先生方など、多くの方のお越しをお待ちしています。

2026年5月27日 大豆収量アップのポイント

 まもなく大豆の播種作業が本格化してきます。水田転換圃場で大豆を栽培し、収量をアップするポイントを三つ紹介します。
 まず、最も重要なポイントは排水対策です。大豆は湿害に弱く、生育初期に湿害を受けると、その後の生育が劣り、秋の収量や品質に大きく影響します。そのため、耕起前にはサブソイラーなどを施工して心土破砕を行い、透水性を改良します。また、圃場周囲に明渠を施工し、きちんと排水溝につなげて排水されることを確認しておきましょう。
 次のポイントは、土壌酸度の改良です。大豆栽培での最適なpHは6.0~6.5ですので、土壌分析結果に基づいて苦土石灰や炭酸カルシウムなどの土壌改良資材を10a当たり100~120kg施用しましょう。
 最後のポイントは雑草対策です。耕うん・整地を丁寧に行うことで出芽率が向上するとともに、播種後に土壌処理する除草剤の効果も高まります。また、適度な土壌水分で除草剤を散布することにより効果も安定します。
 しっかり準備を整えて、高品質な大豆のさらなる収量アップを目指しましょう。

2026年5月26日 一番草の収穫及び収穫後の草地管理

 家畜を飼育する上では、良質な牧草の確保が特に重要です。一番草の収穫・調製のタイミングは、飼料の栄養価や嗜好性、そして収量に大きく影響します。牧草の生育状況を定期的に確認し、次の点に注意しましょう。
 まず、刈取り時期についてです。混播牧草の場合は、主体草種の刈取り適期に合わせます。主体草種がオーチャードグラスやイタリアンライグラスなどイネ科牧草の場合は、出穂期に刈取りを行いましょう。
 次に、刈取りの高さです。刈り取る高さが低いと、その後の牧草の再生力が悪くなり、高すぎると収量が減少します。地際から10cmを目安に刈り取りましょう。
また、ロールベールサイレージに調製する場合は、ロール成形後、出来るだけ早く密封し、気密性を保つようにしましょう。
 最後に、収穫後の草地の管理についてです。次回に収穫する牧草の生育を促すため、肥料を散布する必要があります。採草利用で年に3回刈り取る場合、年間施肥量に対し、早春に50%、一番草収穫後に30%、二番草収穫後に20%と、分けて肥料を散布しましょう。
 高品質な畜産物を生産するため、適期に収穫した良質な牧草を給与しましょう。

2026年5月25日 イネのカメムシ被害防止は草刈りから

 イネの穂を吸汁するカメムシ類は、斑点米の原因となり、米の品質を低下させる害虫です。本県では、アカスジカスミカメとアカヒゲホソミドリカスミカメの二種が主な加害種です。昨年は、6月からの高温でカメムシ類の発生が多くなり、注意報を2回発表しました。今年はカメムシ類による被害を出さないように、今の時期から対策を徹底しましょう。
 イネのカメムシ類は、水田周辺の雑草地で増殖し、イネの穂が出る頃に水田に侵入して籾を加害します。水田内にカメムシ類の餌となるヒエやホタルイ等の雑草が生えている場合は、早くから水田内に侵入して増殖するので注意が必要です。被害を防止するためには、出穂期以降の水田の薬剤防除だけでは不十分なので、日頃からの雑草管理を徹底しましょう。水田内の除草はもちろん、畦畔の草刈り、休耕田の耕耘等の雑草対策を徹底し、カメムシの発生密度の低減に努めましょう。
雑草管理は、地域や集落ぐるみの広い範囲で一斉に行うと、より効果が高まります。一斉草刈期間を設定するなど、地域全体で雑草対策に取り組み、カメムシ被害を防ぎましょう。

2026年5月22日 「やまがた紅王」出荷規格の変更

 さくらんぼ「やまがた紅王」の出荷規格が令和8年4月1日から変更されました。これまで、大きさが2L以上、着色割合が50%以上という基準を設けていましたが、今後は、大きさM以上で、着色割合が50%以上の果実を「やまがた紅王」として出荷することができます。
 これまでは、大きさ2L未満の果実は、「山形C12号」や「その他さくらんぼ」として出荷・販売されてきました。市場からは、もっと良い名称で販売したいという意見があり、「やまがた紅王ブランド化プロジェクト会議」で出荷規格を変更することとしました。
 出荷規格は変更されましたが、「やまがた紅王」の特徴を活かして、これまでと同様に大玉で高品質な果実の生産を目指しましょう。果実の大きさ4L以上、着色割合80%以上の最上級規格である「やまがた紅王プレミアム」の出荷を目指して、早めに花束状短果枝当たり1.5果程度に摘果し、果実同士がぶつからないようにしましょう。