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農業一口メモ

2026年7月7日 さくらんぼの礼肥

高品質なさくらんぼを毎年、安定して生産するためには、充実した花芽をつくることが重要です。さくらんぼの花芽は、6月頃から作られはじめており、すでに来年に向けた準備が始まっています。さくらんぼは、収穫後から9月の基肥までの期間が長いため、消耗した樹体を回復させるために、収穫後、速やかに礼肥を施用します。
礼肥の施用量は、年間施肥量の2~5割程度を基本としますが、今年、着果が多かった樹や樹勢が低下している樹、豊産性の「紅秀峰」は5割以上にしましょう。施用する肥料は、できるだけ早く樹体に吸収させるため、速効性の肥料を用います。
また、礫質などの地力の低い土壌の園地では、礼肥を行ってから、基肥を施用する9月までの間に肥料が切れてしまう場合があるため、8月にもつなぎの肥料を施用しましょう。
なお、肥料は水分がないと吸収されにくいため、雨よけ被覆を、収穫後、できるだけ早く、除去し、施肥時期に乾燥が続く場合は、かん水を実施しましょう。

2026年7月6日 「つや姫」の生育診断に基づく穂肥の実施

今日は、水稲「つや姫」の、生育診断と穂肥の実施についてのポイントを紹介します。
高品質で食味の良い「つや姫」を生産するためには、適正な籾数となるよう生育を制御することが大切です。このため、籾数の目安を、1㎡当たり31,000粒程度とし、7月10日頃の生育診断に基づいて、生育量に応じた穂肥を実施しましょう。
1㎡当たりの茎の数が600本以下で、葉緑素計で測定した葉色が39未満の場合、穂肥の目安は、基本どおりに出穂30日~25日前に10a当たり窒素成分で1.5kgです。同様に茎の数が600~650本とやや過剰な場合や、葉色が39~41とやや濃い場合は、減肥して、窒素成分で1kgを施用します。茎数が650本以上、または葉色が41を超えているような過剰な生育の場合は、出穂25日前までに適正葉色の36~37に低下したことを確認して、窒素成分で1kgを施用します。もし、葉色が低下しない場合は穂肥を控えます。
最高な品質でおいしい「つや姫」を生産するために、しっかり生育診断を行い、適期に適正な穂肥を行うことがとても重要です。

2026年7月3日 東北農林専門職大学オープンキャンパスのお知らせ

東北農林専門職大学は、農業・森林業のリーダーとなる人材を育成する山形県立の専門職大学です。学部は農林業経営学部があり、その中に農業経営学科と森林業経営学科の二つの学科があります。
今年、東北農林専門職大学では、オープンキャンパスを3回開催します。日程は、7月12日(日曜日)、7月26日(日曜日)、8月22日(土曜日)です。オープンキャンパスでは、大学の教育内容の説明や校舎・施設など学習環境の紹介、個別相談、実習体験等を行います。実習体験は、稲作、野菜・花き、果樹、畜産、森林の五つのコースを用意しております。昨年のオープンキャンパスでは、県外からも多数の高校生に参加いただき、大変好評でした。また、ランチは学生食堂を利用いただけます。参加ご希望の方は、東北農林専門職大学のホームページからお申込みください。高校生や保護者の皆様、先生方など、多くの方のお越しをお待ちしています。

2026年7月2日 大豆の中耕培土

大豆の中耕培土は、除草と倒伏防止の効果があり、大豆の安定生産には欠かせない作業です。また、中耕培土を行うことで、土壌に酸素が供給され、根の発育が良くなって根粒菌の活性が高まります。その結果、根粒菌を介した大豆への窒素供給量が多くなり、生育が見違えるほど良くなります。
さらに、中耕培土でできた溝は、排水溝として排水対策に大きな効果を発揮します。作業の際は、培土の効果を高めるため、出来るだけ株元まで土を寄せることが重要です。 
また、コンバインでの収穫作業時に土の掻き込みによる汚損粒の発生を防ぐため、培土の高さは、15cm程度までとします。なお、大豆の本葉の枚数が6枚か7枚になった時期に、尿素を成分とする緩効性肥料を、10a当たり窒素成分で7~8kg施用してから中耕培土を行うことで、収量が増加します。
良質な大豆を生産するため、天気の良い日に、遅れずにしっかり中耕培土作業を行いましょう。

2026年7月1日 山形農林大学校「オープンキャンパス」開催のお知らせ

山形農林大学校では、入校を希望する高校生やその保護者、高校の先生などを対象とした「オープンキャンパス」を開催します。
「オープンキャンパス」では、在校生と交流しながら、体験実習、学校施設の見学、教育内容や募集要項の説明等を行い、農林大学校への理解を深めていただきます。
体験実習では、稲作・果樹・野菜・花き・畜産・農産加工・林業のうち、二つの実習を体験することができます。内容は、農作物の栽培管理や収穫作業、ブルーベリーなどの調製、花束づくり、牛の世話、畜舎や加工施設の見学、チェーンソーや小型グラップルの体験などを予定しています。
また、施設見学では、校舎や学生寮の見学の他、学生寮での食事も体験していただきます。
開催は、1回目が7月11日(土曜日)、2回目が7月25日(土曜日)、3回目が8月16日(日曜日)です。
「オープンキャンパス」の詳しい内容をお知りになりたい方は、農林大学校のホームページをご覧いただくか、電話0233-22-1528、教務学生担当までお問い合わせください。