閉じる

掲載日: 2022年9月21日

ここから本文です。

令和4年度病害虫発生速報第9号(ねぎ ハスモンヨトウ)

対象作物:ねぎ

ハスモンヨトウの飛来数が急増し、被害が発生!

速やかに圃場を見回り、被害初期に防除を!

発生概況

  1. フェロモントラップ(PT)の誘殺数は9月1半旬から急増し、9月1半旬から9月4半旬までの総誘殺数は地区予察圃場(鶴岡市)で多く、農業総合研究センター(山形市)でやや多い。
  2. 9月後半に実施した巡回調査(9月20日)の結果、秋冬ねぎにおけるハスモンヨトウの平均被害株率は2.0%(平年(ヨトウムシ類):0.9%)と高い。
  3. 向こう1か月の気温は高いと予報されており、ハスモンヨトウの増殖及び活動が活発になると推測され、被害の拡大が懸念される。

防除対策

  1. 速やかに圃場を見回り、早期発見に努める。
  2. 卵塊や、ふ化直後の幼虫の集団が見られる葉は、取り除き適切に処分する。
  3. 幼虫の齢期が進むにつれ防除効果が低下するため、卵塊確認時や若齢幼虫期に薬剤防除を行う。なお、薬剤防除を行う場合は、薬液が株全体に十分かかるようていねいに散布する。

↓pdfはこちらをクリック↓

発生速報第9号(ねぎ ハスモンヨトウ)(PDF:207KB)

お問い合わせ

病害虫防除所  

バナー広告