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掲載日: 2025年9月9日

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中生品種も刈取適期に入っています!
圃場の状況を確認し、適期内に刈取りを!!

米づくり技術情報No.22(PDF:580KB)

今後の気象

「はえぬき」「雪若丸」等の中生品種までは刈取適期を迎えていますが、今週は雨の日が多い
予報となっています。圃場の排水を促し、晴れ間に作業が可能な状態となった場合は、速やかに
刈取り作業に入りましょう。。

登熟状況

農業総合研究センター水田農業研究所の「はえぬき」(7月28日出穂)の登熟歩合は、9月4日時点で82.8%となって
おり、登熟はほぼ完了したとみられます。

当面の技術対策

適期刈取りの徹底


すでに収穫した「雪若丸」では、一部で茶米が確認されています。

また、今年は出穂後が高温で経過したため、胴割粒の発生が懸念されます。

籾水分を確認し、適期内に刈取りが終わるように、作業を進めましょう。

乾燥調製


(1)乾燥機の送風温度を確認し、急激な乾燥や過乾燥とならないように注意しましょう。

 急激な籾の乾燥は胴割粒の発生要因となります。二段乾燥を行うなど、丁寧に乾燥しましょう。
(2)籾すりを行う前には、必ず「試し摺り」を行い、肌ずれ、砕米、胴割れ、籾及び夾雑物混入

 等がないことを確認して連続作業に入りましょう。

(3)選別は1.90mm網目(LL)(「雪若丸」は1.95mm(GL)推奨)の使用を基本とし、

 整粒歩合の向上を図りましょう。


(4)白未熟粒や着色粒は色彩選別機等で取り除き、高品質米に仕上げて出荷します。

「刈取作業の優先順位が一目で分かる!」AgriLook®(やまがた米づくりナビ)の「刈取適期マップ」をご活用ください。

農作業安全と熱中症予防に注意しましょう!

お問い合わせ

県産米戦略推進課  

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