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掲載日: 2025年7月31日

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台風第9号が接近!フェーン現象に注意!
出穂した圃場は白穂発生の危険大!水管理の徹底を!

【注意喚起情報】米づくり技術情報No.18(PDF:954KB)

気象予報・生育概況

 台風第9号は7月31日現在、日本の東側に位置しており、北西の方向にゆっくり進んでいます。

 山形地方気象台によると、今後の台風の動きによっては、これから8月2日にかけてフェーン現象による高温と乾燥が続く恐れがあります。
 フェーン現象が発生した場合、稲体から水分が急激に蒸散し、消耗が大きくなります。特に、出穂して間もない「はえぬき」「雪若丸」などは、白穂となる危険性が非常に大きくなります。

当面の技術対策

フェーン現象に備え、速やかに湛水し、稲を高温と乾燥から守りましょう。

なお、用水が十分に確保できない場合は、飽水管理を行いましょう。
 

用水の有効利用

 地域全体に用水が行き渡るよう、「番水」や「用水の循環利用」などの対策を検討しましょう。

 また、こまめに圃場の見回りを行って、畦畔や水尻から漏水していないかよく確認し、圃場に水が行き渡ったら速やかに水口を止め、用水の有効利用に努めましょう。

農作業事故と熱中症に十分注意してください!

 休憩をまめにとり、水分補給を行いながら、無理のない作業を!

お問い合わせ

県産米戦略推進課  

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