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掲載日: 2026年7月15日
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【緊急注意喚起情報】米づくり技術情報No.15(PDF:1,263KB)
7月15日現在の平坦部「はえぬき」の葉色は、平年と比べて淡く、一部の圃場では
極端に淡くなっています。6月下旬からの高温でイネは消耗していると見られます。
また、7月15日発表の2週間予報(7月16日~26日)によると、今後も最高気温35度
前後の暑さが続く見込みです。
イネの葉色が淡い場合
→ 例)すでにSPAD値で36(穂揃期の目安)を下回っている。
穂肥を施用済み、もしくは全量基肥栽培の圃場でも
出穂15日前頃に窒素成分で1.0~1.5kg/10aの追肥を検討する。
※但し、特別栽培の場合は化学肥料由来窒素量の上限に留意する。
ケイ酸資材(水口施用等)を積極的に施用する。
→ 光合成促進、根の伸長促進、耐倒伏性向上、窒素利用率向上の効果あり。
7月以降の少雨の影響で圃場が乾燥し、葉先が枯れた圃場も見られています。
干ばつは穂数や籾数が減少し、減収に直結します。
間断かん水もしくは飽水管理をしっかり行って根の伸長を促進しましょう。
「水のためっぱなし」と「田面にヒビが入るほどの乾燥」は厳禁!!
平成30年は7月が高温多照少雨で経過し、イネの消耗や根の活力低下がみられ、収
量低下の一因となりました。今年の7月も類似した気象となっているため、根の活力
を維持する水管理を徹底しましょう。
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