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ホーム > 作物別情報 > 水稲 > 米づくりQ&A > 名前にはどんな意味があるのですか?

掲載日: 2022年2月16日

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質問

名前にはどんな意味があるのですか?

答え

イネの名前も人間の名前と同じように、いろいろな願いをこめてつけられます。すくすくと元気にとか、たくさんとれて農家の人が喜ぶようにとか、できたお米がおいしいと喜んでもらえるようにとか、こうした願いをこめてつけられます。たとえば、

「きらら397」

今までのお米の名前のイメージとちがう名前にしようと、キラキラかがやくという意味のきららに、開発番号「上育397号」の397をとって

「ゆきの精」

雪のように白く、ようせいのようにきれいでファンタジックなイメージ

「ひとめぼれ」

お米がきれいで、食べておいしく、ひとめぼれするような品種になるように

「こころづくし」

農家の人の心が食べる人につたわるように

「こころまち」

農家の人、食べる人両方から愛されることを願って

「はえぬき」

コメどころ山形県で生まれ育ったオリジナルの米、はえぬきの米が大きく飛躍しつづけることを願って

「どまんなか」

山形県が米どころの中心でがんばっていくとともにおいしさのどまんなかをつきぬける味の米だという意味

「ササニシキ」

父親のササシグレからおいしさとたくさんとれる性質を、母親のハツニシキから病気に強く、茎がしなやかな性質をうけついだので、両親の名前をそれぞれとった

「コシヒカリ」

北陸地方は昔、越後といったが、この越後から「越=コシ」と、秋の田んぼがきれいな様子「ヒカリ」から、あるいは光りかがやくような品種になるように

「つや姫」

たきあがりのツヤとかがやきがすばらしく、10年かけて大切に育ててきたという想いを「姫」という文字にこめ、「つや姫」と名づけました