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ホーム > 作物別情報 > 水稲 > 米づくりQ&A > 弥生時代の米の作り方(何月にどんなことをしたか、どういう道具を使っていたのか)がわかりません。

掲載日: 2022年2月16日

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質問

弥生時代の米の作り方(何月にどんなことをしたか、どういう道具を使っていたのか)がわかりません。

答え

4~5月---田起こし・代かき

土を掘り起こす「木製のクワ」や「木製のスキ」

土地を平らにならす「クワ」や「エブリ」

ぬかるむ田んぼで作業する時にはく「田下駄(たげた)」

代かき(水と土を混ぜて田んぼの表面を平らにする作業)のための「大足(おおあし)」

6月---田植え

田植えの時に苗を乗せて運ぶ「田舟(たぶね)」

田んぼで沈まないようにするためにはく「田下駄」

7~9月---草かり・草とり

田んぼの中や、田んぼの周りにはえてくる雑草を手で取るときにはく「田下駄」

10月---稲かり・だっこく

稲から「いなほ」だけを切り取る「石包丁(いしぼうちょう)」

「だっこく」してもみがらをむくための「臼(うす)」と「杵(きね)」

とれた米は、高床式倉庫に保管しました。