掲載日: 2022年2月16日
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どうやって名前を考えて、つけているのですか?
昔は、国立の試験場で創った品種はカタカナで書く、県立の試験場で創った品種はひらがなで書くという決まりがありました。たとえば、国立の試験場、または、国の指定試験地(県立の試験場の中で、国立の試験場の仕事の手助けをする所)で創った「ササニシキ」「コシヒカリ」はカタカナで書き県で創った「あきたこまち」「はえぬき」はひらがなです。
けれども、最近はこの決まりが変わり、漢字をつかったりすることも自由になったので、国立の試験場でも、やさしい感じのするひらがなをつかった名前の品種が出てきました。「ひとめぼれ」などがその例です。名前のつけ方のさまざまな例をしょうかいします。
1.その品種を育成した試験場または産地の名前をとったもの
2.イネの性質からつけられたもの
3.現在は、もっと親しみやすく、おいしそうなイネの名前が多くなりました。研究所にいる人が考えるのではなく、いろんな人から良いと思う名前を募集して、その中から選ぶ方法が、最近多くなっています。これがイネの名前?というような、おもしろい名前がありますので、しょうかいします。
「夢つくし」「森のくまさん」「富富富」「一番星」「きらら397」「おきにいり」「恋の予感」「ゴロピカリ」「おわら美人」「ゆきの精」「雪化粧」「かけはし」「福笑い」