掲載日: 2022年2月16日
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たい肥は本当に安全なのですか?
「たい肥」にしないで、牛フンなどをそのまますぐに、作物に与えてしまうと、生育が悪くなってしまいます。
「たい肥」を作るときに出る熱によって、病原菌(きん)・寄生虫の卵・雑草のタネなどをやっつけることもできますから、できたものは、栄養分を多くふくんだ良質の肥料になります。
じゅうぶんに発酵(はっこう)させて作った「たい肥」は、安全です。よく発酵させて作った「たい肥」は、悪いにおいもありません。
また、「たい肥」にすることで、持ち運びしやすくなり、田んぼや畑にまく作業もしやすくなります。
ただし、いくら安全だといっても、あまりにもたくさんやりすぎると環境を悪くしてしまいます。化学肥料でも「たい肥」でも、適した量があるので、それを守ればだいじょうぶです。