掲載日: 2022年2月16日
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朝と夜の水の深さがちがうって聞いたんですけど、朝は何センチで夜は何センチなのですか。
苗を植えたすぐ後は、水の深さを昼夜ずっと5センチメートルくらいにして寒くないようにします。
植えてしばらくすると、根がはり出しますから、そうしたら昼は、水の深さを3センチメートルくらいにします。そして、夜に田んぼの水を入れかえます。田んぼに新しい水を流してやるのです。
つまり、昼は水を動かさないようにして、太陽の熱で水をあたためます。イネもあたたまります。夜は冷たい水をかけてイネを冷ましてやります。これは、昼と夜の温度の差を大きくして「くき」が増えやすくするためです。
気温が低い時は、水の深さを深くします。(10~15センチメートルくらい)
イネが大きくなったら、昼と夜を変えるのではなく、2日間水を入れたら、2日間水をぬいたりして、根に空気がよくとどくようにします。