掲載日: 2022年2月16日
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お米は、つぶすとなぜ、「のり」になるのか?
お米がのりになるのは、お米の中にふくまれている「でんぷん」が関係しています。つまり、「でんぷん」がのりになるからです。
「のり」というのは、お米に多くふくまれている「でんぷん」に、水を加えて熱を加えるとなる、ねばりのある状態のことです。のりになった「でんぷん」は、水と熱の作用でほどけた状態にあるため、消化が良くなります。
のりになる前のでんぷんを「β(ベータ)でんぷん」、のりになったものを「α(アルファ)でんぷん」と呼び、のりになることを「糊化(こか)」や「α(アルファ)化(か)」ともいいます。