掲載日: 2022年2月16日
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イネの「くき」をじょうぶにするのに、どうして田んぼの水をぬくんですか?
イネだけでなくて、植物を育てるのに水はとても大切ですが、水ばかりをかけすぎると、根っこに「酸素(さんそ)」がたりなくなって、根が弱ってしまいます。根っこの元気がなくなると、根っこからすうはずだった栄養分が、イネにすわれにくいために、イネの体全体に行きわたりません。これでは、イネは大きくなれません。
だから、ときどき田んぼの水をぬいて、根っこに空気の中の「酸素」が届くようにするのです。そのあとで、田んぼに新しい水を入れてやると、イネの「くき」はじょうぶになり、元気に育っていきます。