掲載日: 2022年2月16日
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今はどのような品種をつくりたいですか?
今、山形県では「はえぬき」「つや姫」「雪若丸」「どまんなか」「ササニシキ」「はなの舞」「コシヒカリ」「あきたこまち」「ひとめぼれ」などがつくられています。
より早くかり取りできる「わせ種」として「はなの舞」がありますが、これよりもっとおいしい品種を創りたいと思っています。
また、お米が実る時期は「わせ種」になるのですが、「じかまき」といって直接田んぼにまいてしまう作り方に向いた品種も必要になっています。
「どまんなか」が病気や寒さに弱かったため、作られている面積がだんだん減ってきています。そこで、これに代わって、病気や寒さに強い、食べてもおいしい品種を創りたいと思っています。
そのほかには、お米がたくさんとれる品種や、おいしいおモチ用の品種などを選びたいと思ってがんばっています。
山形県の農家の人に喜んで作ってもらえて、日本のいろんな人においしいと喜んで食べてもらえる品種ができればいいな、と思います。