掲載日: 2022年2月16日
ここから本文です。
「はえぬき」は、「あきたこまち」の子どもですが、どこが、どう、変わったんですか?
「あきたこまち」に比べて「はえぬき」が変わった点は、
1.「はえぬき」は、「くき」が太くなり、じょうぶで倒れにくくなりました。
それまで作られていた「ササニシキ」は、お米が実っているとちゅうで、倒れやすく作るのが大変でしたが、「はえぬき」は「いなほ」がじゅうぶん実っても倒れにくいので、大変作りやすくなりました。
2.イネの花がさく時期が、「あきたこまち」より1週間ぐらい遅くなりました。
お米が、すずしくなっていくころに実るので、きれいなお米になりました。暑いときに実ると、お米の中が白くにごったりすることがあるので、山形県の気候の一番いいときに実るのが「はえぬき」です。
3.寒さに対する強さが「あきたこまち」より強くなりました。
逆に、変わらずに、似ている点は、お米の味です。どちらも、最高においしいお米です。