掲載日: 2022年2月16日
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農業機械が使われるようになって、人間が農業する時間がすごく短くなって、農家の人が楽になったのは、いつ頃ですか?
いつごろどんな農業機械が出てきたかみてみると、
田起こしに使う動力耕耘(こううん)機や農薬をまく時に使う動力噴霧(ふんむ)機・動力散布(さんぷ)機が広がりました。
田植機やイネを刈り取る刈取り機や田起こしやしろかき作業に使う乗用トラクターやイネを刈り取って脱こくして収かくできるコンバインが広がりました。
田起こし・田植えからイネの刈り取り・米の乾燥までを全部機械で行う機械化作業が確立しました。
というように、1950年代は機械化できる作業が少なかったうえに、機械の能力があまり高くありませんでした。
1960年代の中ごろから機械化がどんどん進み、1980年の少し前あたりから、ようやく農作業がすべて機械化された、ということができます。