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ホーム > 作物別情報 > 水稲 > 米づくりQ&A > 変わりダネを創るときに放射線を当てていたけど、放射線の強さが変わったら、変わりダネの育ち方はおそくなったり、早くなったりするのか教えてください。

掲載日: 2022年2月16日

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質問

変わりダネを創るときに放射線を当てていたけど、放射線の強さが変わったら、変わりダネの育ち方はおそくなったり、早くなったりするのか教えてください。

答え

ほうしゃせんを当てて変わりダネを創ると、もとの品種よりも早く実るものができてきます。つまり、育ち方が早まったものができるのです。ぎゃくに、もとの品種よりおそく育つようになるものは、なかなかできません。

また、強いほうしゃせんを当てたとき、強ければ強いほど、できた変わりダネの育ち方が早くなるかというと、そうでもなく、あまりにも強いほうしゃせんを当ててしまうと、タネが実らなかったり、できたタネから芽が出なかったりします。

ほうしゃせんの強さは、弱すぎると変わりダネができないのでダメですが、強すぎてもダメなのです。役立つ変わりダネを創り出すには、ちょうどよい強さがあって、うまくできるようにほうしゃせんの強さを調節しています。

このように、うまく調節した強さのほうしゃせんを当てた中から、少し早く育つものや、かなり早く育つものなど、さまざまのものができてきます。(くきの短いのや、花の色がちがうものもあります。)

また、育ち方の早さがちがう変わりダネを創り出すには、ほうしゃせんを当てるモノを変えることもあります。たとえば、「タネ」にほうしゃせんを当てたり、「育っている植物」に当てたりと工夫します。