掲載日: 2022年2月16日
ここから本文です。
たいた時にできるまくは何なのか?
お米がたき上がるのには、初めに熱が加わると、かまの中でお米が対流(上にまきあがり下に落ちてくることをくりかえすこと)します。このとき少しずつお米の表面が、まわりの水(=お湯)にとけて、うすい「のり」のようになります。炊飯器(すいはんき)がグツグツいっている状態です。そのうち、お米のつぶがやわらかくなって対流が止まります。さらに熱を加えると、今度は水がどんどん蒸発(じょうはつ)します。炊飯器から湯気(ゆげ)が上がっている状態です。このとき、お米の表面から水が蒸発して、お米の表面に「のり」だけが残ったのが、きらきら光って見える、この「まく」になったのです。