掲載日: 2022年2月16日
ここから本文です。
「はえぬき」は、農薬(のうやく)を使って作っているんですか?
「はえぬき」だけでなく、ほかのお米や、野菜やくだものなども農家の人は農薬を使っています。最近は、農薬をなるべく、または、ぜんぜん使わないで作る人も増えてきましたが、こうした昔からある方法で作る人は、全体からみればわずかです。
お米が毎年、決まった量がとれるのも、農薬で草(雑草=ざっそう)をからしたり、害虫をやっつけたり、病気を防いだりしているからです。
そうでなければ、育ち方がイネの何倍もいい草のほうが、さかんに育ち、田んぼをうめつくしてしまいます。害虫がイネの葉などを食べてしまえば、イネがお米を作れません。病気が広がれば、イネは全めつします。
農薬は、収穫量を安定させるために役立ってきました。これからも、じょうずに使ってお米が生産されていくことでしょう。