掲載日: 2022年2月16日
ここから本文です。
タネまきをする前に、タネもみを選ぶとき、どうやって選ぶんですか?
「タネもみ」の大きさは、みんな同じに見えますが、栄養がたりなくてちゃんと実っていない「タネもみ」は、重さがちょっとだけ軽いのです。1つぶずつはかれば重さがわかりますが、それではめんどうなので、いっきにしてしまいます。
塩水に「タネもみ」をつける、というやり方をします。なぜ、ふつうの水でなくて塩水につけるのかというと、ふつうの水よりも、塩水のほうが、ものを浮かせる力のほうが強いからです。
ふつうの水が入ったプールで泳ぐよりも、塩水の海で泳ぐほうが、体が浮きやすくなるのと同じで、あまりよく実ってなくて、軽い「タネもみ」は、かんたんに浮いてしまいます。これは、よくない「タネもみ」なので、すくい取ってしまいます。
底にしずんだ「タネもみ」は、重くて、しっかりと実っています。この元気な「タネもみ」だけを使うのです。