掲載日: 2022年2月16日
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お米は、なぜいろんなおかずと相性がいいんですか?
もともと米には、塩分が入っていないので、白いごはんは、ほとんど味がしません。ぜんぜん味がないわけではなく、ごはんを口の中でよくかんでいると、ほのかに甘い味がしてきます。
ごはんのほのかな甘みは、米の約75%を占めている炭水化物(主としてデンプン)によるもので、かむほどに口の中で甘みが増すのは、だ液に入っている消化酵素がデンプンをブドウ糖に変えるからです。
このように、ごはんそのものは、ほとんど味がしないということと、ごはんつぶには適度な歯ごたえとねばりがあるので、ごはんというのは食べ続けても飽きのこない食べ物です。そのため、ごはんはどのような料理ともよく合い、和食、洋食、中華のどれでも主食となることができるのです。