掲載日: 2022年2月16日
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日本には米は何種類あるのか?各県で作られている米の種類は同じなのか?
米の種類といってもいろいろな分類の方法があるので、少しだけめんどくさい説明をすると・・・
現在、日本には代表的なものだけでも、水稲のうるち304品種、もち73品種、酒米品種125品種で合計502品種あります。それぞれの県ではその地域にあった品種を選んで農家に作ることをすすめています。
たとえば、山形県ではササニシキ、はえぬき、つや姫、雪若丸、はなの舞、コシヒカリ、ひとめぼれ、あきたこまち、ヒメノモチ、でわのもち、美山錦、出羽燦々、雪女神などの品種が作られています。つまり、同じ山形県でもいろいろな品種が作られていますし、1けんの農家で何種類もの品種を作っている例も多いのです。
山形県のおとなりの宮城県ではこころまち、だて正夢、ササニシキ、トヨニシキ、ひとめぼれ、まなむすめ、蔵の華、美山錦、ヒメノモチ、みやこがねもちなどの品種が作られています。
山形県と宮城県はとても近いのにほとんど同じ品種がありません。以前は、西のコシヒカリ、東のササニシキといわれたほど、ほとんどの地域がササニシキ、コシヒカリをつくっていました。しかし最近は、各県の農業試験場で他の産地より良いものを創ろうとがんばっています。