掲載日: 2022年2月16日
ここから本文です。
一株の稲からどのくらいの量の米ができるのですか。
1粒のタネもみから、1本の苗ができますが、苗を田んぼに植えるときには、5本ぐらいがまとめて植えられるように田植機を調節します。これが1株です。
1株は「くき」が増えて、5本だったのが秋には25本くらいになります。つまり、いなほが25本実ります。
1本のいなほには、品種によって違うのですが、だいたい70つぶくらいつきます。これはモミの重さでいうと、だいたい2グラムくらいになります。(2グラムよりちょっと少ないくらい)
ということは、1株で25本なので、2(グラム)×25=50グラムのモミがとれる計算になります。
実際は、とれたモミのモミがらをむいて、米にして、米のまわりのヌカをとって白米にしてから食べるので、実際の量は少し減ってしまいますが、だいたいは茶碗1杯分と考えていいでしょう。