ホーム > 作物別情報 > 水稲 > やまがた温暖化対応米づくり日本一運動 > 2024年度やまがた温暖化対応米づくり日本一運動 > 米づくり技術情報No.17(緊急注意喚起情報)を発行しました
掲載日: 2024年8月8日
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8月8日発表の1か月予報(8月10日~9月9日)では、向こう1か月の気温は高く、特に期間の前半は気温がかなり高くなる見込みです。2週間気温予報によると、来週以降も猛烈な暑さが続く予想です。また、台風第5号の接近に伴い、11日前後に台風によるフェーン現象が発生する恐れがあります。
受精・開花期は、特に水分を必要とするので、穂揃期までは湛水して管理します。穂揃期以降は、間断かん水や飽水管理に移行しましょう。水を張りっぱなしにすると根の機能が低下して登熟に悪影響を及ぼします。引き続き高温で経過した場合、胴割粒発生のリスクも高まりますので、こまめな水管理をしっかり行いましょう。
出穂後6~10日頃の高温が最も胴割粒の発生に影響することから(右図)、8月1日前後に出穂期となった中生品種等は、今が最も危険な時期となっています。気温の低い朝夕の水の入替や飽水管理を行ってイネ群落内の水温、地温を下げる水管理を徹底しましょう。
7月25日に斑点米カメムシ類の注意報が発表されています。穂揃期と穂揃期7~10日後の2回の基本防除を徹底しましょう。また、葉いもちの発生が多かったほ場では、穂揃期散布の7日後にも防除を行い、穂いもち防除を徹底しましょう。
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