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掲載日: 2024年3月29日

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米づくり技術情報 号外 を発行しました

 米づくり技術情報 号外 (PDF:656KB)

浸種の水温は12℃以上、15℃未満で!
催芽は、あせらず芽切れを確認!

 出芽を揃えて良質な苗を育て、浸種・催芽から基本技術を再確認し、高品質良食味米生産をスタートしましょう!

浸種

 浸種の水温を低くせず、12℃以上から15℃未満で行います。浸種を始めるときの水温が5℃くらいまで低いと催芽時の芽切れが不揃いになり、発芽勢も劣ります。適正な水温で浸種し、積算水温は品種毎の目安を参考にして、十分吸水するように管理します。

催芽

 イネは登熟期間が高温になると種子の休眠が深くなります。浸種が十分であっても、本年は催芽を始めてから芽切れするまでの時間が、例年よりも長いという状況がみられています。芽切れしないまま播種をしてしまうと、出芽揃いが悪くなり、その後の健苗育成が難しくなります。必ず、しっかり芽切れしていることを確認してから、播種作業に入りましょう

 特に、休眠が深くなりやすいとされている「コシヒカリ」「ひとめぼれ」や酒造好適米は注意が必要です。

播種

 芽切れが不十分なまま播種しないよう、もう一度作業計画を確認しましょう。

 

お問い合わせ

農業技術環境課作物振興 

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