閉じる

ホーム > 作物別情報 > 水稲 > やまがた温暖化対応米づくり日本一運動 > 2023年度の山形おいしさ極める!米づくりプロジェクト > 米づくり技術情報No.13(フェーン現象注意喚起号)を発行しました

掲載日: 2023年8月8日

ここから本文です。

米づくり技術情報No.13(フェーン現象注意喚起号)を発行しました

 米づくり技術情報No.13(フェーン注意喚起号)(PDF:305KB)

8月9日~11日にかけて、フェーン現象による異常高温と乾燥の恐れ!水管理を徹底して稲体の消耗を防ぎましょう!

 山形地方気象台によると、高温が今後も続き、台風第6号の影響で8月9日から11日にかけてフェーン現象による異常高温と乾燥が続く恐れがあります。

 現在、「はえぬき」「雪若丸」は胴割粒の発生に影響する時期となっていて、「つや姫」は水を最も必要とする出穂期~乳熟期となっています。

◎異常高温・乾燥対策

・フェーン現象による異常高温と乾燥の影響で、稲体から水分が急激に蒸散し、稲体の消耗が大きくなります。特に、出穂して間もない「つや姫」は、白穂となる危険性が非常に高くなります。

・水田に水が入っていない状態でフェーン等の異常高温・乾燥に遭遇すると品質が大きく低下します。速やかにかん水して、稲体を異常高温と乾燥から守りましょう。

・ただし、長期間水を張りっぱなしにすると根の機能が低下して、登熟に悪影響を及ぼします。異常高温と乾燥が落ち着いたら、間断かん水や飽水管理に移行しましょう。

・今後の降雨の状況によっては、用水事情が悪化する可能性があります。地域全体に用水が行き渡るよう地域でよく話し合い、用水を効率的に利用しましょう。

お問い合わせ

農業技術環境課作物振興 

バナー広告