ホーム > 作物別情報 > 水稲 > やまがた温暖化対応米づくり日本一運動 > 2023年度の山形おいしさ極める!米づくりプロジェクト > 米づくり技術情報No.3を発行しました
掲載日: 2023年4月27日
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【気象の状況】
4月27日発表の東北地方の1か月予報(4月29日~5月28日)では、気温は高く降水量と日照時間はほぼ平年並みの見込みです。
また、2週間気温予報では、気温が高い状態が続き、特に5月5日から8日までは平年よりかなり高くなる見込みです。
当面の技術対策
きめ細かな育苗管理を行って、充実した苗を作りましょう。高温で管理してしまうと軟弱徒長苗や老化苗となってしまい、
移植後の活着が遅れて生育量が不足し、収量と品質・食味の低下につながります。
曇りで気温が低くても、日中、わずかに晴れただけで育苗ハウス内の温度は急激に高まります。
高温による苗の障害や伸びすぎに、特に注意が必要です。晴天日には育苗ハウス等の換気を積極的に行って温度をこまめに管理し、茎が太い充実した苗を作りましょう。
緑化期以降、育苗ハウス等の日中の温度は20~25℃で管理し、夜間の温度は8℃を下回らないようにして、徐々に外気に慣らしてい
きます。
かん水は床土の乾き具合や苗の水滴の付き具合を見て判断し、午前中の早い時間にたっぷりと行いましょう。なお、夕方や夜間のかん水は、床土の温度を下げ、根張りが悪くなるので避けましょう。
田植えは、天気予報を確認し、風が弱く温暖な日を選んで適期に行いましょう。低温や強風の日の田植えは、活着や初期生育が劣るので避けましょう。
栽植密度は作柄・品質に大きく影響します。栽植密度は、平方メートル当たり20~24株、植込本数は株当たり4~5本として平方メートル当たり80~120本となるようにしましょう。
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