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掲載日: 2024年4月12日

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4月14日は夏日の予報!
気温の変動に注意し、細やかな育苗管理を!

米づくり技術情報No.2(PDF:432KB)

今後の気象

 4月11日発表の東北地方の1か月予報(4月13日~5月12日)では、気温は高い予報となっており、特に13日から15日は、平年よりかなり高い見込みです。

管理のポイント 

1 種子浸漬

 浸種中の水槽に直射日光が当たると水温が上昇するとともに、水槽内で温度ムラが生じやすくなります。その影響で吸水ムラが生じると、その後の芽切れもバラついてしまいます。
また、水温が15℃を超えると病害が発生しやすくなるので、水槽は日陰や屋内に置き、水温が12~15℃になるように管理します。
例年よりもこまめに水温を確認し、水交換や種子袋の位置の入れ替えを行いましょう。

2 催芽

 昨夏の異常高温の影響で、種子の休眠が深いため、催芽に2日程度要する事例が見られています。あせらず丁寧に催芽を行い、種籾の9割がハト胸状態になっていることをしっかり確認してから播種作業に入りましょう。

3 育苗管理

 育苗ハウスは温度が急上昇しやすいので、温度計を設置して気温をこまめにチェックし、適切に温度管理を行いましょう。
特に出芽期~緑化期で被覆資材などを使用している場合は、床土の地温もしっかり確認し、32℃以上にならないよう換気を行いましょう。

お問い合わせ

農業技術環境課作物振興 

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