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掲載日: 2022年7月7日

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令和4年度病害虫発生速報第3号(いね 斑点米カメムシ類)

対象作物:いね

斑点米カメムシ類が急激に増加中!

密度低減にむけ、7月中旬までに除草対策の徹底を!

発生概況

  1. 7月前半(7月4~6日)に実施した巡回調査の結果、畦畔・農道等におけるすくい取り調査(調査地点:44か所)では、斑点米カメムシ類の発生確認地点率は88.6%(平年:78.1%)とやや高く、平均すくい取り虫数は36.6頭(平年:18.6頭)と多い。特に、6月後半から7月前半にかけて急増している。
  2. 特に、畦畔や農道にイネ科雑草が出穂している場所では、斑点米カメムシ類の発生が多い。
  3. 向こう1か月の天候は、気温が高いと予報されていることから更なる増加が懸念される。

防除対策

  1. 休耕田の除草対策を徹底し、生息場所での密度低減を図る。なお、雑草が繁茂しているところでは、耕耘による除草対策も効果が高い。
  2. 出穂2週間前頃(7月中旬頃)までに畦畔、農道等の除草対策を地域ぐるみで一斉に行い、生息場所での密度低減を図る。なお、刈り取った草は放置せずに搬出する。
  3. 水田内にイヌホタルイ等のカヤツリグサ科雑草やノビエが多い圃場では、斑点米カメムシ類の水田内での発生が多くなるので注意する。

↓pdfはこちらをクリック↓

発生速報第3号(いね 斑点米カメムシ類)(PDF:134KB)

お問い合わせ

病害虫防除所  

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