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斑点米カメムシ類の注意報発表!!【病害虫防除所】
- 病害虫名 いね 斑点米カメムシ類
- 対象地域 県下全域
- 発生量やや多い
- 注意報発表の根拠
- ア.7月前半(7月5日~8日)に実施した畦畔・農道等におけるすくい取り調査の結果、斑点米カメムシ類の発生確認地点率は79.5%(平年:75.9%)、平均すくい取り虫数は28.3頭(平年:17.1頭)とやや多い(図1、2)。
- イ.特にイネ科雑草が繁茂しているところで多くすくい取られ、100頭を超えるところも見られている。
- ウ.向こう1か月の気温は高いと予報されており、斑点米カメムシ類の増殖及び活動が活発になると推測される。
- 防除対策
- ア.出穂2週間前頃(7月中旬頃)までに畦畔、農道、休耕田等の除草対策を徹底し、生息場所での密度低減を図る。なお、刈り取った草は放置せずに搬出する。
- イ.休耕田等の雑草が繁茂しているところでは、耕耘による除草対策も効果が高い。
- ウ.アカスジカスミカメ、アカヒゲホソミドリカスミカメは移動性が高いことから、地域ぐるみで一斉に除草対策を行い、地域全体の密度低減を図る。
- エ.出穂期前後の草刈りは、斑点米カメムシ類の水田侵入を促し、斑点米の発生を助長するので原則行わない。やむをえず草刈りを行う場合は、水田の薬剤防除計画に合わせて実施する。
- オ.穂揃期及び穂揃期7~10日後の2回の基本防除を徹底する。なお、圃場の出穂状況をよく確認し、適期に防除する。
- カ.水田内にイヌホタルイ等のカヤツリグサ科雑草やノビエが多い圃場では、斑点米カメムシ類の水田内での発生が多くなるので注意する。
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注意報第1号(PDF:272KB)