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掲載日: 2021年8月26日

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令和3年度病害虫発生速報第11号(畑作物、園芸作物共通 ハスモンヨトウ)【病害虫防除所】

【対象作物:畑作物、園芸作物共通】
【対象病害虫:ハスモンヨトウ】

ハスモンヨトウの被害に注意!

発生概況

  • (1) 地区予察圃場(鶴岡市)における7月1半旬から8月5半旬までのフェロモントラップによる誘殺数はやや多い。
  • (2) 8月中旬以降、だいず、かき、秋冬ねぎ等で卵塊や幼虫による食害が確認されている。
  • (3) 向こう1か月の気温は高いと予報されており、本種の活動に好適な条件となるため、幼虫の食害による被害の発生が懸念される。

防除対策

  • (1) 本種は広食性で、畑作物、果樹、野菜、花き等、多くの作物を加害するため、圃場をよく見回り、早期発見に努める。
  • (2) 本種の卵は卵塊で産み付けられ、ふ化した幼虫は2~3齢期まで集団で過ごし、葉の表皮を残して白色のカスリ状に食害する。
    卵塊やふ化直後の幼虫の集団が見られる葉は取り除き、適切に処分する。
  • (3) 薬剤防除を行う場合は、幼虫の齢期が進むにつれ防除効果が低下するため、若齢幼虫期に、薬液が葉裏までかかるようていねいに散布する。

↓pdfはこちらをクリック↓

(JPG:756KB)
卵塊からふ化直後の幼虫集団とねぎでの食害状況