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掲載日: 2021年6月30日

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令和3年度病害虫発生速報第9号(ねぎ ネギハモグリバエ)【病害虫防除所】

対象作物:ねぎ

ネギハモグリバエの被害度が高い株を確認!
密度が高くなる前に防除を!

発生概況

  • (1) 6月後半に実施した巡回調査の結果、ネギハモグリバエの被害が県内全域で確認され、一部の圃場では被害度の高い株(写真左)が確認された。
  • (2) 向こう1か月の天候は、気温が平年並か高く、降水量は平年並か多いと予報されており、今後の発生動向に注意する。

防除対策

  • (1) ネギハモグリバエ別系統※(以下、B系統)の場合、1葉に多数の幼虫が寄生し、食害が進むと葉が白化する(写真右)ため、圃場をよく観察し、被害度が高い株が見られた場合はネギハモグリバエの密度が高くなる前に防除を行う。
    ※B系統の詳細は「令和2年度農作物有害動植物発生予察情報 特殊報第4号」(PDF:342KB)参照
  • (2) 薬剤抵抗性出現を防止するため、作用性の異なる薬剤グループで輪用散布を行う。なお、現在のところネギハモグリバエの系統の違いにより薬剤感受性が異なるとの報告はない。

↓pdfはこちらをクリック↓

(JPG:351KB)
B系統の被害株