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掲載日: 2023年9月13日

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令和5年度病害虫発生速報第7号(かき、野菜・花き共通 ハスモンヨトウ)

ハスモンヨトウの飛来数が急増し、被害を確認!
早期に圃場を見回り、防除の徹底を!

発生概況及び今後の予報

  1. 9月1半旬以降、農業総合研究センター(山形市)及び地区予察圃場(鶴岡市)のフェロモントラップ(PT)におけるハスモンヨトウの誘殺数は急増している。
  2. 9月前半に実施した調査(9月4、5、11日)の結果、庄内地域のかきにおいてハスモンヨトウの卵塊や幼虫、被害葉を確認した。また、一部地域のねぎにおいて老齢幼虫及び被害葉が見られた。
  3. 向こう1か月の気温は高いと予報されており、ハスモンヨトウの増殖及び活動が活発になると推測され、今後被害の拡大が懸念される。

防除対策

  1. ハスモンヨトウは広食性で、幼虫は多くの作物を食害するため、圃場の見回りを徹底し、早期発見に努める。
  2. 卵塊や、ふ化直後の幼虫の集団が見られる葉は、取り除き適切に処分する。
  3. 薬剤防除に当たっては、幼虫の齢期が進むにつれ防除効果が低下するため、若齢幼虫期までに薬剤防除を行う。なお、薬剤防除を行う場合は、薬液が葉裏や株全体に十分かかるようていねいに散布するとともに、各品目の収穫時期を考慮し農薬使用基準を厳守する。
  4. 今後も台風や低気圧の通過に伴い多飛来することがあるので、発生動向に注意する。

↓pdfはこちらをクリック↓

発生速報第7号(かき、野菜・花き共通 ハスモンヨトウ)(PDF:277KB)

お問い合わせ

病害虫防除所