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掲載日: 2023年6月30日

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雪若丸技術情報No.5を発行しました

落⽔がまだのほ場は、直ちに中干し!⽣育量に応じた食味重視の穂肥を!

 雪若丸技術情報No.5(PDF:180KB)

〇生育概況と技術対策

 「雪若丸」の6月30日現在の県全域の生育は、平年に比べて草丈・茎数・葉数は並み、葉色はやや淡い状況です。庄内は内陸に比べて生育量が多い傾向にあります。

(1)中干しは作溝と合わせて効率的に!

 落水がまだのほ場は、直ちに中干しを行い、無効分げつの抑制と根の活力向上を図ります。生育量が大きい場合や葉色が濃い場合は強めに中干しを行いますが、葉色が40未満に低下しないように注意しましょう。

(2)穂肥は生育に応じた量を、遅れずに!

 穂肥は出穂25日前、窒素成分は1.5kg/10aを基本とします。穂肥の時期が遅れたり、施用量が多いと整粒歩合が低下し、玄米粗タンパク質含有率が高まります。穂肥は下表を参考にして、遅れずに適量施用しましょう。また、6月中に窒素肥料を補完施用した場合は減肥しましょう。

 

お問い合わせ

農業技術環境課作物振興 

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