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掲載日: 2022年2月16日

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乾燥

自然乾燥

乾燥期間が長すぎると胴割れや着色粒が発生しやすいので、水分が15%程度に達したらできるだけ早く収納します。

杭掛け乾燥では、わらの乾燥促進のために掛け返しを行います。

15%まで乾燥できなかった場合は、乾燥機を使って仕上げ乾燥を行います。

火力乾燥

近年の乾燥機は、水分測定、風量、送風温度等すべてマイコンで制御されており、設定した水分に達すると自動停止します。

余熱乾燥(乾燥機停止後に乾燥が進む現象)や水分の戻り(青籾からの水分の移行)が生じることがありますので、設定水分は0.5~1.0%高めに設定します。

最終的には、手持ちの水分計でこまめに測定して仕上げます。

籾水分が高い場合

籾水分(水分23%以上)が高く、1日で乾燥できない場合は2段乾燥を行います。

2段乾燥とは、籾を水分17%台でまで乾燥した時点で一時中断し、籾ます等に一時貯留し、

後日、再乾燥して仕上げる方法です。

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