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斑点米カメムシ類の注意報発表!!
病害虫名
いね 斑点米カメムシ類
対象地域
県下全域
発生量
多い
注意報発表の根拠
- 7月後半(7月22~24日)に実施した畦畔・農道等におけるすくい取り調査の結果、斑点米カメムシ類の発生確認地点率は98%(平年:83%)で高く、平均すくい取り虫数は49.6頭(平年:23.7頭)で多い。
- 畦畔・農道等において、イネ科雑草が繁茂しているところで多くすくい取られ、100頭を超えるところが5地点(12%)見られている。
- 水田内におけるすくい取り調査の結果、斑点米カメムシ類の発生確認地点率は34%(平年:25%)でやや高く、平均すくい取り虫数は0.7頭(平年:0.6頭)で平年並である。また、水田内雑草(ノビエ、イヌホタルイ)発生圃場率が44%(平年:25%)と高い。
- 向こう1か月の気温は高いと予報されており、8月下旬以降の発生が多くなると推察される。
- 特に、ノビエ、イヌホタルイが多い圃場では斑点米カメムシ類の水田内への飛来や加害活動が活発になると推測される。
防除対策
- 穂揃期及び穂揃期7~10日後の2回の基本防除を徹底する。なお、薬剤は斑点米カメムシ類の生息している畦畔を含めて散布する。
- 穂揃期7~10日後の薬剤防除(基本防除2回目)を実施後に水田内のすくい取り調査を行い、斑点米カメムシ類の飛来・生息が確認された場合は、基本防除2回目の防除から7~10日後に補完防除を実施する。
- 特に、水田内にノビエ、イヌホタルイが多い圃場では、斑点米カメムシ類の発生状況の確認を徹底する。
- 畦畔・農道等水田周辺の草刈りは、斑点米カメムシ類の水田侵入を促し、斑点米の発生を助長するので原則行わない。やむを得ず草刈りを行う場合は、水田の薬剤防除計画に合わせて実施する。
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注意報第3号(PDF:311KB)