雪若丸技術情報No.3を発行しました

６月10日～20日は雪若丸等初期生育量確保強化期間です！

茎数少ない！ 浅水管理等を徹底し、早急に茎数確保を！

雪若丸技術情報No.3（PDF：649KB）

生育概況

６月10日現在の生育は、平年に比べ草丈は平年並み、茎数は少なく、葉数はやや少な く、葉色はやや淡くなっています。

６月中の茎数が収量に直結します！圃場を確認し、速やかに以下の対策を行いましょ う。

生育概況と技術対策

６月10日現在の生育は、平年に比べ草丈は平年並み、茎数は少なく、葉数はやや少な く、葉色はやや淡くなっています。

６月中の茎数が収量に直結します！圃場を確認し、速やかに以下の対策を行いましょ う。

（１）引き続き、浅水管理で分げつ促進！茎数確保！

・引き続き、日中止水、夜間かんがいを徹底し、水深２～３cmの浅水管理で分げつを促 しましょう。

・土壌の異常還元（ワキ）がみられた場合は、田干しや水交換を行い、根圏環境の改善 を図ります。

・土壌の異常還元（ワキ）対策を実施した上で必要に応じて、窒素成分量１kg/10a程度 を補完施用しましょう（施用した場合は、追肥量を減肥します）。

（２）しっかり有効茎数を確保したら直ちに作溝・中干し！

「雪若丸」は、６月中（８～９葉期まで）に有効茎数（560～580本/m2）を確保する ことが適正籾数確保及び高品質・良食味米生産のポイントです。 有効茎数を確保できたら、直ちに作溝・中干しを行いましょう。

収量を確保するための重要な時期！ 生育に応じたきめ細かな栽培管理を行いましょう！