閉じる

掲載日: 2024年5月31日

ここから本文です。

雪若丸技術情報No.2を発行しました

分げつの発生を早めに促す重要な時期!
浅水管理を徹底して適正茎数を確保!

雪若丸技術情報No.2(PDF:354KB)

〇生育概況と技術対策

 田植え作業は順調に進み、良好なスタートを切りました。 5月31日現在の生育は、草丈は短く、茎数は少なく、葉数は平年並みの状況です。

 「雪若丸」は、指標通りの穂数を確保しないと収量に結びつきません。早めに分げつの発生を促し、初期生育の確保に最大限努めましょう。

 5月31日発表の2週間気温予報によると、6月1日以降は気温の低い日が続く見込みです。6月上旬は、初期生育量を確保するための重要な時期であり、この時期の茎数が収量に大きく影響します。浅水管理を徹底して行い、地温・水温を高め、分げつの発生を促しましょう。

〇浅水管理とワキ対策で分げつ促進!

 活着後は2~3cm程度の浅水で管理し、日中は止水、夜間かんがいで分げつの発生を促します。表層剥離や土壌の異常還元(ワキ)がみられる場合は、速やかに水交換を行いましょう。ワキが強い場合は、田干しや夜間落水を行い、根圏環境の改善を図りましょう。

 

お問い合わせ

農業技術環境課作物振興 

バナー広告