つつが虫病の発生について
令和7年5月20日に、庄内地域の60代の女性が、つつが虫病に感染したことが確認されました。
プレスリリース(PDF:247KB)
つつが虫病とは
- ツツガムシ(ダニの一種)の幼虫に刺されて感染する。潜伏期間は5~14日。
- 38~40℃の高熱、全身倦怠感、寒気、頭痛などの風邪様症状が伴う。発熱後2~5日後にほぼ全身にわたって赤い発疹が現れ、刺された部位(刺し口)の近くのリンパ節が腫れる。
- 季節的には春から初夏にかけて最も多く発生するが、秋にも発生がみられる。
つつが虫病リーフレット(PDF:1,137KB)
山や田畑で作業をする際の注意点
- ツツガムシは田畑、山林、やぶ、河川敷などに生息しています。農作業、山菜採り、レジャーなどで、このような場所に立ち入る時には次のようなことに御注意ください。
- 長袖、長ズボン、長靴、手袋等を着用し、素肌を出来るだけ露出しない。
- ダニ忌避剤、防虫剤を衣服に散布する。
- 帰宅したら早めに風呂に入ってダニを洗い流す。また、衣服の洗濯を行う。
- 治療が遅れると重篤になる場合があります。ツツガムシの生息していそうな場所に立ち入ってから5~14日後に上記の症状が出た場合は、早期に医療機関を受診し、それらの場所に立ち入ったことを医師に話すことが大切です。