令和2年度病害虫発生予察情報(第3号)【病害虫防除所】

概要

普通作物

いねの葉いもちの発生量は平年並の予想です。本田内に放置された取置き苗は葉いもちの伝染源となるので、直ちに処分してください。また、水面施用薬剤の散布は遅くとも6月20日までに終了してください。斑点米カメムシ類の発生量はやや多い予想です。雑草での増殖抑制のため、畦畔・農道等の継続的な雑草対策を徹底してください。

園芸作物

りんご、日本なしの黒星病、もものせん孔細菌病の発生量はやや多い予想です。散布間隔があきすぎないよう注意し、防除を徹底してください。果樹カメムシ類の発生量はやや多い予想です。園内を十分に見回り、寄生状況や被害果の発生状況に注意し、防除を徹底してください。

予報内容一覧

作物名（病害虫名）発生量
--------
いね（葉いもち）平年並
いね（斑点米カメムシ）やや多い
だいず（ネキリムシ類）やや多い
--------
りんご（斑点落葉病）やや少ない
りんご（黒星病）やや多い
ぶどう（晩腐病）やや少ない
もも（せん孔細菌病）やや多い
西洋なし（輪紋病）平年並
日本なし（黒星病）やや多い
おうとう（灰星病）平年並
かき（円星落葉病）平年並
かき（うどんこ病）平年並
かき（チャノキイロアザミウマ）平年並
果樹共通害虫（果樹カメムシ）やや多い
果樹共通害虫（モモシンクイガ）平年並
果樹共通害虫（ナシヒメシンクイ）やや多い
果樹共通害虫（ナミハダニ）平年並
--------
野菜・花き共通害虫（アブラムシ類）やや多い
--------
詳しくはこちらから
↓pdfはこちらをクリック↓

発生予報第3号（PDF：316KB）