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主力の「サンふじ」は下等級品の発生が高く、正品の出荷量は多くない見通し。品種ごとには入庫量は前年をやや上回るものの、平年比では多くない。単価は平年以上となる可能性がある。
1月中下旬は低温と寒波により数量少なく、恵方巻き需要もあって相場上昇。2月もしばらくは特売需要あり相場保つも、中旬以降は関東産促成物が増えて相場反落の気配。予想入荷量は前年並み~微減で平年をやや下回る。見通し単価は前年並みも平年をやや上回る。
熊本産は前年のような病害はなく数量は前年比増も他産地も含め燃油や資材費高騰から全体量はさほど多くなく平年を下回る予想。見通し単価は前年・平年をやや下回る。
関東産は1月中旬までは太物傾向で数量多く単価安だったが、低温・干ばつにより正品率の低下が見られる。また、出荷ピークを過ぎて数量落ち着くため2月中旬頃は相場持ち直すか。予想入荷量は前年・平年をやや上回り、見通し単価は前年をやや下回り平年を1割以上に下回る。
干ばつの影響は降雨あり緩和されるも寒波の影響はあるか。気温下がり需要も出て1月下旬~2月上旬は引合強まる予想。また、千葉産がトンネル作に切り替わるが資材費高騰から面積減。全体量はやや少なかった前年並みで平年を下回る。見通し単価は前年並みで平年をやや上回る。