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掲載日: 2022年2月16日
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BLASTAM(ブラスタム)とは、アメダスデータ(気温、降水量、日照時間、風速)をもとに「いもち病」の感染に好適な条件であったかどうかを推定するシステムです。
いもち病の胞子が発芽、感染するための必要条件を、次のように設定しています。
これら3つの条件が全て満たされると、いもち病が感染するのに好適な条件(推定結果表中の「●」)と判定されます。また、3つの条件のうち1つが満たされない場合は、準感染好適条件(推定結果表中の「1」~「4」)と判断されます。
感染好適条件が連続して広域で出現した場合、7~10日後に広域的に葉いもちの病斑が確認され始め、さらに7~10日後には発病の増加が始まると推定されますので、圃場を見回り葉いもちの発生に注意してください。
<注意事項>
BLASTAM(ブラスタム)は、広域にいもち病が感染する時期を推定するシステムであり、特定地点の発生を予測するものではありません。最寄りのアメダス地点だけでなく、周辺地点の好適条件の出現状況もあわせて判断することが重要です。
また、BLASTAM(ブラスタム)は圃場の条件(風通し、日当たりが悪い等)、栽培条件(窒素多過、取置苗のいもち病発病等)、防除体系などは考慮されていません。最寄りのアメダス地点で感染好適日、もしくは準感染好適日が出現していなくても、圃場によっては感染に好適な条件となっている場合があります。あくまで広域的な感染好適条件出現の目安としてご利用いただき、圃場毎の条件にあわせて圃場を見回り、発生に注意してください。
お問い合わせ
電話番号/023-644-4241
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