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さくらんぼ農家の皆さん、開花期に向けた準備はお済ですか?
今年は3月からの高温の影響で、生育が平年よりも早まっています。「やまがた紅王」などの生育が早い品種では、来週の始め頃から開花期を迎えます。訪花昆虫が活動しやすいように、防風ネットを設置しましょう。
昨年は、開花期の強風による訪花昆虫の活動低下や乾燥の影響で、雌しべに花粉が付きづらく、全県的に作柄不良となりました。特に、今年は、マメコバチの数が少なく、受粉しにくいため、防風ネットを必ず設置し、ハチが活動しやすくしましょう。
防風ネットは、ネットの網目の大きさが2mm程度のものを使用します。設置は、ハウス全面を覆うと、ミツバチなどの訪花昆虫の活動を阻害するため、風上側のみに行います。風当りが強い園地では、防風ネットに加え、ビニル等を追加し、二重に設置すると効果的です。なお、霜の発生が懸念される際には、園地内に冷気がたまらないように、ネットを巻き上げましょう。
近年、さくらんぼは開花期の気候変動の影響で果実が結実しにくくなっています。できる対策を一つでも多く実施し、さくらんぼを絶対成らせましょう。