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総合防除のすすめ

 今日は「総合防除」について紹介します。総合防除とは、農作物に発生する病害虫を防除する際、化学農薬のみに頼らず、予防に重点を置き、病害虫の発生を予測して、防除の必要性を判断し、その上で適切な防除手段をとることです。
 総合防除には三つのポイントがあります。
 一つ目は、病害虫が発生しにくい環境作りによる「予防」です。適切な栽植密度や肥培管理によって、風通しのよい圃場や病気に強い作物にすること、圃場内や圃場周辺に病害虫の発生源を作らないこと、病気の感染を防ぐため雨よけ被覆を行うこと等により、病害虫の発生を予防する取組を行います。
 二つ目は、防除が必要かどうか、また、いつ防除するかの「判断」です。圃場内をこまめに観察することで、適切な時期に効率的かつ効果的な防除を行うことができます。また、県病害虫防除所が発表する病害虫発生予察情報で最新の情報を入手し、「判断」に活用しましょう。
 三つ目は、「防除の実施」で、適切な防除方法を選択して防除を行うことです。病害虫の種類や発生状況、農作物の生育状況、気象条件等を考慮し、天敵等を活用した生物的な方法、粘着トラップ等の物理的な方法、農薬を使用する化学的な方法から、それぞれの圃場に適した防除方法を選択し組み合わせることで、総合的な防除に取り組みましょう。

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