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今年も残りわずかとなりました。来年の安定した農業経営に向けて、今年の生産状況や収益、労働力の確保などについて課題を整理し、次の一手を考える時期です。
今年も、春先の低温や夏場の高温・少雨など、気象の変動が大きな1年となりました。病害虫の発生傾向や防除の効果、栽培管理の見直しなどを通じて、気象変動への対応力を高めることが求められています。これまでの経験を踏まえ、地域の気候特性に合わせた対策や省力化技術の活用を検討しましょう。
また、資材価格や燃料費の高止まりが続く中で、生産コストの削減や付加価値の高い販売方法の工夫が重要です。直販や加工、観光との連携など、地域資源を活かした多角的な経営の取り組みも視野に入れてみましょう。万一の災害や価格変動に備え、収入保険や農業共済への加入も引き続き検討してください。
労働力確保については、作業ピークを再確認し、年間を通した計画的な営農体制を整えましょう。人手を確保するために、作業の見える化や1日農業バイトアプリ「デイワーク」を活用したマッチングなど、新たな取組が進んでいます。効率的で持続可能な経営につなげていくことが大切です。
皆さんの努力が実を結び、2026年が豊かで希望に満ちた1年となりますよう心よりお祈り申し上げます。