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今年も、気象の変動が大きく、病害虫の防除が難しい年となりました。冬のこの時期は、来年の防除計画を考える良い機会です。来年の防除をより効果的に実施するため、今年の病害虫の発生状況を振り返ってみましょう。
水稲では、6月からの高温で斑点米カメムシ類の発生が多くなり、注意報が2回発表されました。追加の防除や除草対策等が必要な場合に、地域で一斉に、遅れずに対応できるような体制を日頃から整えておきましょう。
また、県内の果樹産地では、今年もおうとうの褐色せん孔病の発生が目立つ園地がありました。今年発生が見られたところでは、収穫後の防除を含め、薬剤の散布間隔が開きすぎていなかったか、散布薬量は十分であったか、降雨前に予防的な薬剤散布ができていたか確認しましょう。さらに、枝葉が混み過ぎていたり防除機械が通れない場所があったりして薬剤の散布ムラがなかったか点検して対策を検討しましょう。
このほか、みなさんが栽培した農作物では、病害虫発生に対する防除対応、被害状況はいかがだったでしょうか。今年の状況をしっかりと振り返り、来年の防除計画の作成に生かしましょう。