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加温さくらんぼ栽培のハウスの準備

 さくらんぼの加温ハウス栽培は、早い作型で12月下旬から加温を開始します。これから、ハウスの被覆と加温前の準備時期となりますが、燃油価格が高止まりしているため、省エネ対策を徹底して燃油消費量を抑え、生産コストの低減を図りましょう。
 初めに、暖房機の燃焼室やバーナーノズル等の点検と清掃を行います。点検・清掃は、燃焼効率向上と栽培期間中の故障やトラブルを防ぐため、必ず実施します。その際には、事故がないように、取扱い説明書をよく読んでから行います。また、清掃後は異常がないか、試運転を忘れずに行いましょう。
 次に、ハウスの周囲や出入り口などの隙間とつなぎ目の点検・補修を行い、ハウスの気密性を高めます。
 さらに、サイドや褄面に内張りカーテンを設置し、保温性を高めます。内張りカーテンは、裾部分からの冷気の入り込みがないように長めに設置しましょう。
 このほか、送風ダクトの配置や穴の開け方の見直し、循環扇の導入等を実施し、暖房効率を高め、少しでも燃料が節約できるようにしましょう。

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