ここから本文です。
渡り鳥が飛来する時期になり、高病原性鳥インフルエンザの感染リスクが高まっています。
県内でも死亡野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されていることから、特に、次の点に注意して、鳥インフルエンザウイルスの感染を防ぎましょう。
まず、野鳥やネズミなどの野生動物の鶏舎への侵入を防ぐことが極めて重要です。防鳥ネットの破損や鶏舎の屋根と壁の隙間など、侵入可能な場所がないか入念に点検し、隙間などがあった場合は速やかに修繕しましょう。
次に、農場に出入りする際の車両や長靴の消毒等の飼養衛生管理を徹底しましょう。
なお、高病原性鳥インフルエンザウイルスは感染しても、死亡する鶏の数がすぐに増えない場合もあります。異状を早期に発見できるよう鶏舎の衛生管理と鶏の健康観察をこまめに行いましょう。
鶏を飼育している皆さん、野生動物の侵入防止対策が万全かどうか、今一度、確認を徹底しましょう。なお、鶏に異状を確認した場合は、最寄りの家畜保健衛生所へ速やかに連絡してください。