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収穫の秋を迎え、今年も山形県産のおいしい新米が発売されています。みなさんはもうお召し上がりになりましたか?
今日は、お米の栄養について紹介します。
食品中に含まれるタンパク質を評価する指標として、「アミノ酸スコア」が用いられます。100に近いほど良質であることを示しており、米は精白米の数値で65、小麦は中力粉の数値で41なので、米の方が人に必要なアミノ酸のバランスが良いと言えます。さらに玄米で食べるとビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に摂取することができます。
ご飯に味噌汁や納豆などを組み合わせた典型的な和食は、栄養的にも理にかなった食べ方と言えます。米と豆はそれぞれ持っている必須アミノ酸が異なるため、組み合わせて食べることで、お互いに少ない必須アミノ酸を補うことができます。
この新米の時期、炊き立てのご飯を味わいながら、米が持つ優れた栄養価を再確認するとともに、日常的にお米を食べる日本の食文化を見直してみませんか。